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【送料込み】◆◆◆アヤム・セマニ☆Ayam Cemani☆有精卵2個☆
◆幻の鶏アヤム・セマニの有精卵です。
アヤムセマニの詳細については「下記」のセマニの説明をご覧ください。
同じ餌を与えている烏骨鶏と比べると、コクは少し少ない物の、烏骨鶏より甘さを感じる事が出来る卵です。(個人的な主観)
伝説によるレベルでは有りますが、通常の鶏よりミネラルやビタミン系が高く、他の鶏には含まれて居ない栄養素も含まれているようです。
(詳細は、証明出来次第記載させて頂きます)
これから寒くなりますので、ご購入をお考えの方は、寒くなる前に是非ご購入下さい。
落札日から4日以内の卵を発送します。
落札後のご連絡・決済は、鮮度を保つ為、当日及び翌日に完了して頂ける様お願いいたします。
万が一遅れる場合は、必ずコメントよろしくお願いいたします。
卵は基本赤玉ですが、白い卵も産みます。
なるべく大きめで汚れが少なく、ライト当ててなるべく綺麗なものお送りしています。
(採卵後、適温湿度の保管管理しております)
未洗浄ですので、多少汚れている場合が有ります。
他にも出品しています。よろしければご覧ください
===アヤム・セマニについて===
◆世界では、家禽のランボルギーニと言われている、幻の鶏アヤム・セマニ。
フィブロメラノーシスが及ぼした結果、真っ黒の鳥になりました。
(メラニスティック・黒化型)
アヤム・セマニは、UMAレベルの憶測で、都市伝説の様に色々記載されていますが、大げさに記載されている事が多く、それは人々を引き付けるためと考えられます。
卵も黒いとか、血も黒いとか言われていましたが、実際にはさすがにカルシウムと赤血球の色は変えられません。
骨が黒いというのも、骨を包んでいる膜が黒いので黒く見えます。
検索で海外の文献を調べればすぐ解りますが(今時、自動翻訳でもある程度理解できます)アヤム・セマニは、ここに記載している通りです。
何を信じるかは個人の自由ですが、ご自身でも調べて下さい。
セマニについての認識は、他国と違い日本は100年以上遅れています。
数年経てば、すべて立証されると思います。
アメリカ・ヨーロッパ等では$2500位で売買されているようです。
希少種、高額種については、鶏に限らず、混雑種、偽物などがどの国でも流通しますので、購入時には必ず自分の目でご確認ください。
現在、日本の市場では雛で3万~6万円位で取引されているようです。
===アヤム・セマニの生体について===
1~2、4枚目画像は、1歳半位です。
この頃になると鶏冠が立派になります。
インドネシアの記載に有ります様に、年を重ねると鶏冠は多少赤みを帯び、爪や足は多少白くなります。
そして口の中は黒ではなく灰色で、時にピンクです。(個体により差が有ります)
餌は普通の鶏のエサで問題なく、温度も私の住む地域では-7度まで下がっていますが、風除けだけで3シーズン乗り越えておりますので、他の鶏とほぼ変わらないと考えてよいと思います。
口腔内画像、口内は真っ黒ですが、舌のみ灰色です。(Aランク)
少しピンボケの羽を開いた画像、羽先茶が出た生後1か月弱の雛です。
累代を重ねた結果、「羽先が少し茶色い個体」は最近は出なくなりました。(潜在遺伝子も有りますので100%では有りません)
異常遺伝子による黒化ですので、正常な遺伝子に戻ろうとする生命の神秘なのか、先祖返りで羽先が少し茶色い個体(大きくなると消えますが、雄は首周りに再発することが有ります)が出る事が有ります。
メラニスティックと言う物は、一般の鶏の品種の感覚とは、捉え方が全く違います。
未だ基準は有りませんが、現在ジェットブラックです。
その中から産まれる真っ黒個体が、キングブラックと言います。
王に献上されるレベルの個体、キングブラックを目指してください!
どの国に置いても、管理されたブリードを行うのが困難な為、キングブラックが中々出ない、出ても先祖返りするので諦めてしまう人が多い様です。
今まで出品していた有精卵は、ランダムにお送りしていましたが、血統分けが安定してきましたので、ランク分けして行きたいと思います。
この出品はAランクの卵になります。
☆茶羽の可能性=除外
☆先天性異常=除外
☆それ以外=通常
☆口内が灰色もしくは黒個体=Aランク
===原種・異血・雑種について===
うんちくばかりで申し訳ないのですが、未だ、異血ですか?という質問が来ます。
限られた村でしか存在しなかった鶏ですので、「雑種」でない以上、全て親族で、異血と言うものは存在しません。
違う場所で類代を重ね、長い間血縁が離れていると異血と言えるかもしれませんが、言葉が違うのです。
人間の様に何親等以上離れれば…は有ると思います。
言葉と言う物は難しい物で、異血と言う言葉は、時に間違いでは有りません。
累代により、様々な遺伝変化が有り、それによる「異血」は正しいです。
品種改良にとっての異血、競走馬や、鳩、家畜等に代表して、普通に使用されている言葉では有ります。
しかしながら、それは下記に記載して居る様に、遺伝が情報化されている際にのみでしか通用しないのです。
その為に、血統書と言う物が存在します。
血統書は、曖昧では有りますが、ある程度は正しい情報です。
しかしながら、鶏に関しては血統書などが有りません。
性善説に基づき成り立つ言葉なのです。
説明文が長すぎる為、見逃している物と思われますが、基本「異血」=「雑種」です。
鶏愛好家の中では普通に使用されている言葉だと思いますが、それは今の様に流通が盛んでなかったからこそ離れた地域の同種を手に入れた時に「血が離れているね。じゃぁ異血だ」となっていた言葉だと思います。
今となっては全国各地数日で配送できる昨今、離れた所から入手した鳥であっても、個体数が少なければ少ないほど、兄弟・親子関係にある可能性が高い訳です。
ですので【異血】などの謳い文句は【何らかの臨床結果等で証明できる人や、根拠を証明できる人、品種認定された養鶏場等】でないと【ただ勝手に言っているだけ】で、いわば虚偽に当たります。
面倒な事を言いますが、別の場所で累代した生体との交配についての血の入れ替えは、別血統や、別ライン等、きっちり血統分けされて飼育されている所のみが使用できる言葉となります。
変な話、鶏に関しては、ヤケイ4種以外は全て雑種なのですが、品種として認定された地点で、品種改良種の新種として、純血種が産まれる訳です。
その認定された養鶏場と、そこから直接購入し、きっちりと個体管理されている個体のみが純血種です。
品種改良と言うのは、近しい種との雑種を作り、片方のいい部分をその種に取り入れるという雑種作りです。
それでよい物が出来ると品種改良種として認定されるわけです。(基本別種として)
一般の生き物は、たまたま発生した色変わりや特殊な形態を時間をかけて固定して行きますが、家畜等は別の個体(雑種)を作る事により、新品種を作ります。
鶏は、戻し交配やF1種を作る事で、家畜の品質を向上させる事が基本ですが、このアヤム・セマニに関してずっと記載しているのですが、通常の鶏とは違い「異血を作っても良いがそれをセマニとして流通させてはいけない」種なんです。
なので、異血と言う言葉は私は使用しません。
鶏は家畜です。
しかしながら、セマニは家畜では有る物の【希少動物】です。
雑種を作るのは個人の価値観で、そう言った楽しみ方も有ると思いますので問題有りませんが、うちのセマニをご購入された方も沢山産みだすと思います。
それを得体の分からない物と交雑させてセマニとして流通させる事は絶対に辞めて頂きたいと思います。
セマニを飼育し、累代を重ね弱くなってきたと言うなら、家で血統管理した個体と無償交換させて頂きます。
私は交換させて頂いた個体さえ交配には使用しません。
【原種・品種・新種・雑種・純血種】の違いを理解して頂ければ幸いです。
セマニは、セマニとして保存していきたいものです。
===神話と学術的な話===
アヤム・セマニ Ayam Cemani
(インドネシア等の文献より抜粋の為、科学的根拠等が無い物も混じっています。あくまで神話によるものです。)
アヤム・セマニの歴史と起源
アヤム・セマニは、マジャパヒト王国※1の時代に有名で、富と繁栄の王の象徴でした。
当時のアヤム・セマニの最初の所有者は、Ki Ageng Mangkuhanという名前の呪術者でした。
ある日、Ki Ageng MangkuhanがKedu地域の神聖な墓に投獄されました。
Ki Ageng Mangkuhanは、Panembahan Hargo Pikukuhの息子であるLintang Katonをアヤム・セマニの肉を使用し治療する事ができました。
それ以来、Ki Ageng Panembahanのアヤム・セマニは癒しのシンボルになりました。
そして、この信念は今でも信じられています。
ただし、Ki Ageng Mangkuhanのアヤム・セマニは完全な黒ではなく、くちばしは白でした。
元のアヤム・セマニは、体の色が100%の漆黒ではありません。
また、鶏肉の一部も黒ではありません。
アヤム・セマニの卵は白く、胚が形成されると胚に黒い色が現れます。
この鶏は幸運をもたらし、財産を受け継ぎ、成功を助けると信じられています。
そして、アヤム・セマニは漆黒のメスの鶏と交配され、真っ黒なニワトリを産みました。
アヤム・セマニの体のサイズは、他の在来のニワトリに比べて大きいです。
アヤム・セマニの高さは約60 cm、胸囲は34 cm、翼の長さは25 cmです。
※1マジャパヒト王国(マジャパヒトおうこく、Kerajaan Majapahit)は、1293年から1478年までジャワ島中東部を中心に栄えたインドネシア最後のヒンドゥー教王国。最盛期にはインドネシア諸島全域とマレー半島まで勢力下に置いたとの説があるが一方で、実際にはジャワ島中東部を支配したにすぎないとする説もある。
フィブロメラノーシス(メラニスティック・黒化型)について
(あくまで理論によるものです)
線維メラニン症の色の固定は大変困難です。
線維メラニン症の極端な色素沈着は、単一の遺伝子の存在ではなく、遺伝子の重複によって制御されています。
高品質の個体を作るのには、まずフィブロメラノーシスの発現とこの原理を理解する必要があります。
基本レベルでは、すべての個体にFm(突然変異遺伝子)のコピーが2つあるはずですが1つしかない場合があります。 (すべて黒に見えても)
遺伝子のコピーが2つ未満の鳥を繁殖させると、一貫性のない結果と劣った個体になります。
2つのFm(Fm2)と1つのFm(Fm1)を繁殖させると、子孫は「黒く見える」ようになりますが、その品種に適切な遺伝(Fmの2つのコピー)を持っているのはそのうちの半分だけです。
残りの半分は遺伝子のコピーを1つだけ持っていますが、良質のアヤム・セマニでは有りません。
Fm1とFm1を繁殖させると25%のみがFmのダブルコピーキャリアになり、50%はシングルコピーとなり、残りの25%の品質(黒)は低下します。
Fm2が確定した地点で、スタイル等の重視に向かいます。